はじめに
おはようございます。
私はファストファッション業界に従事しているgaruと申します。
今回、私が実際に従事している中で感じる、ファストファッション業界について率直な意見を述べたいと思います!
これから、アパレル業界に挑戦したい方は是非参考にしてブランド選択して頂ければ嬉しいです。
“ファストファッション”とは
まず、ファストファッションという名前に聞き馴染みはありますか?
ファストファッションとは、トレンドを反映した衣服を短期間で大量に生産し、手頃な価格で提供するファッションスタイルやビジネスモデルのことを指します。
例えば、ZARA,H&M,UNIQLO,GUなどが身近なファストファッション企業として挙げられます。
SDGsとビジネスモデルの逆行
先ほど紹介したブランドに共通している点があります。
それは、手頃な価格の商品数が多く、トレンドに合わせた商品の入れ替わりが迅速であるところです。
すなわち、大量生産大量消費のサイクルを素早く回すことで利益を上げる点が共通していてます。
もちろん、これだけを聞くと消費者の私たちにとって問題はないように一見すると思うかもしれません。
しかし、現状は深刻です。
なぜなら、大量生産されて廃棄された衣服は最終的に埋立地・発展途上国に流れ着く割合を多く占めているためです。
(参考:https://earth.org/statistics-about-fast-fashion-waste/)
もちろん、世の中の潮流に合わせて、リサイクル商品も各企業で見かける機会も多くあります。
しかし、その技術は極めて難易度が高く、捨てられる衣服の割合に対してリサイクル商品は少ない状況です。
私たちに出来ること
そのような、現状を打破するために出来ることを私なりに考えてみました。
やはり、1つの物を大切に使い続けることです。
衣服の廃棄量を減らすには、個々人が購入した商品の買い替えサイクルを長くすることに尽きると思います。
もちろん、安価で質の良い商品も多くあり、ECショップ等の台頭により、買い替えのサイクルが早くなってしまう気持ちも分かります。
しかし、それによる問題から目を逸らすことは許されないとも思います。
先に紹介した通り、我々が廃棄した衣服により悪影響を受けている発展途上国の問題や、二酸化炭素排出量の増加傾向を認識する必要があります。
まとめ
衣服は私たちの生活の身近にある存在です。
ゆえに、使用頻度やトレンドに応じて買い替えてしまう傾向もあります。
しかし、私たちは捨てた衣服たちを少しでも減らす努力も必要です。
ファストファッション企業に携わっていますが、消費者心理を認識した上でどのように環境面を配慮できるかが求められる転換点だと思います。
私は、今後捨てられた衣服を再利用できる仕組みを作っていきたいと考えています。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
